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家は檻。〜実父の異常な愛〜
第4章 花籠の中のつぼみ

孝幸の指が、無言のまま股間へと触れる。
左右にそっと力をかけ、ゆるく割れた肉を押し開く。
その内側を、淡々と確認するように目でなぞる。
わずかに濡れた粘膜が、光を反射していた。
「最近ようやく濡れるようになってきたな。まだガキのくせに、まんこだけは飛び級だな」
孝幸の視線が、脚の間に落ちる。
ぬるりとした空気が、肌にまとわりつく。
指が、一度ゆっくりと割れ目をなぞる。
濡れた粘膜がぬるりと滑り、内ももにひとすじ垂れた。
彼は何も言わず、身体を覆いかぶせてくる。
こよみの脚は自然と開かれ、もう、何の抵抗もなかった。
白シャツの裾の奥から、熱を帯びたものが触れる。
先端が、ぬかるんだ入口にぴたりと当たった。
押し広げられる感覚が、腹の奥にずしりと届く。
わずかに息が詰まり、まぶたがきゅっと震えた。
「……んっ」
膨れ上がった硬い肉が、ゆっくりと奥へ押し入ってくる。
薄い体の奥底まで、父の異物が満ちていく。
もう、痛くはなかった。
いつもと同じはずの感覚。
なのに、どこかが違っていた。
なんだろう、この感じ。
きゅうっと締めつけるような、でも、じっとしていられないような――
奥の方が、じんわりと疼いている気がした。
こんなの、初めてかもしれない。
これって、なんなの。
熱くなっていく脚の付け根。
呼吸も、うまくできない。
孝幸の腰が、ゆっくりと引かれ、また沈む。
律動はまだ穏やかで、浅い。
動くたびに、内側がざわついた。
喉が熱く、胸が苦しい。
指先が、布団の端をぎゅっと掴んだ。
何も感じていないはずだったのに。
なにも、変わってないはずだったのに。
身体だけが勝手に、どこかを探して動いてしまいそうだった。
ただ、目を閉じていた。
その奥で、どこかが、ゆっくりと疼いていた。
左右にそっと力をかけ、ゆるく割れた肉を押し開く。
その内側を、淡々と確認するように目でなぞる。
わずかに濡れた粘膜が、光を反射していた。
「最近ようやく濡れるようになってきたな。まだガキのくせに、まんこだけは飛び級だな」
孝幸の視線が、脚の間に落ちる。
ぬるりとした空気が、肌にまとわりつく。
指が、一度ゆっくりと割れ目をなぞる。
濡れた粘膜がぬるりと滑り、内ももにひとすじ垂れた。
彼は何も言わず、身体を覆いかぶせてくる。
こよみの脚は自然と開かれ、もう、何の抵抗もなかった。
白シャツの裾の奥から、熱を帯びたものが触れる。
先端が、ぬかるんだ入口にぴたりと当たった。
押し広げられる感覚が、腹の奥にずしりと届く。
わずかに息が詰まり、まぶたがきゅっと震えた。
「……んっ」
膨れ上がった硬い肉が、ゆっくりと奥へ押し入ってくる。
薄い体の奥底まで、父の異物が満ちていく。
もう、痛くはなかった。
いつもと同じはずの感覚。
なのに、どこかが違っていた。
なんだろう、この感じ。
きゅうっと締めつけるような、でも、じっとしていられないような――
奥の方が、じんわりと疼いている気がした。
こんなの、初めてかもしれない。
これって、なんなの。
熱くなっていく脚の付け根。
呼吸も、うまくできない。
孝幸の腰が、ゆっくりと引かれ、また沈む。
律動はまだ穏やかで、浅い。
動くたびに、内側がざわついた。
喉が熱く、胸が苦しい。
指先が、布団の端をぎゅっと掴んだ。
何も感じていないはずだったのに。
なにも、変わってないはずだったのに。
身体だけが勝手に、どこかを探して動いてしまいそうだった。
ただ、目を閉じていた。
その奥で、どこかが、ゆっくりと疼いていた。

