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家は檻。〜実父の異常な愛〜
第1章 始まりの夜
乳首から口を離さないまま、孝幸の手がゆっくりとパジャマのズボンへと伸びる。
布越しに、何かを確かめるように、こよみの股間を探るような仕草を始めた。

孝幸がこよみの腰に手をかけ、パジャマのズボンを下着ごと静かに脱がしていく。
こよみは身体をこわばらせ、脚をばたつかせてかすかに抵抗するが、それも虚しく、二枚の布は床へと滑り落ちた。

白磁器のように白い肌に、頼りないほど細い腰。
浅いへその右横には、小さなほくろがひとつ。
その下にあるまだ未完成な身体の輪郭を、孝幸の視線が這う。
ぷっくりと膨らんだ股間には、性を感じさせない、縦すじが入っているのであった。

孝幸はこよみの枝のような脚をつかみ、乱暴に開かせた。そしてその深淵を、まるで何かを確認するかのようにじっと覗き込む。

脚をおさえていた手は股間に忍び寄り、割れ目を左手の人差し指と親指で開き、くに、くに……と動かしてみた。
裂け目の中には、ちいさな蕾と、まだ花びらとは言えないほど小さなヒダと穴が存在していた。

「まだ濡れたりはしないんだな。当たり前か」
そう言って孝幸はこよみの果肉に鼻を近づけ、そしてしゃぶりついた。
ビクンとこよみの腰が跳ね、やだ、やだと小さな声が漏れる。
特に孝幸の舌が蕾をこねると、電撃や痛みに近い感覚がビリビリとこよみの身体を刺激する。
「しっかり濡らさないと、後がしんどいぞ」

こよみは、投げつけられたその言葉の意味が理解できなかった。
ただ不快感に身をよじりながら、意志と関係なく漏れる声をふるわせていた。

「そろそろ頃合いだな」と呟く孝幸。自らもパジャマのズボンと下着を脱ぎ捨てる。
こよみは父の腫れ上がった陰茎を生まれて初めて目の当たりにし、恐怖で思わず息を呑んだ。
脈打つ父の男根から視線を逸らしたいのに、体は凍りついたように動かず、ただその場に縫いとめられていた。
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