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家は檻。〜実父の異常な愛〜
第1章 始まりの夜
もう待ちきれないとばかりにいきり立った肉棒の先端を、唾液まみれになった肉の割れ目へあてがう。
ゆっくりと、しかし体重をかけて、孝幸は身体を沈みこませ、こよみの幼穴の中に侵入していった。

裂けるような痛み、押し広げられる圧迫感。息ができない。
こよみは悲鳴とも取れる声をあげていた。
「あーキツい。半分も入らないな。」

こよみの腰をしっかり抱き寄せ、再び孝幸が体重乗せると、メリメリと音を立てて肉を掻き分けて行った。
太ももには血液がつたい、ベッドに赤い染みを描く。

すでにこよみは、痛みによって思考の糸を手放していた。
目は虚ろで半開きになり、焦点を結ばないまま天井のどこかを彷徨っている。
涙が頬を伝っていることにすら、もう気づけなかった。

孝幸は腰を前後に動かし始める。
ピストンをするたびに、こよみは「うっ、ぐっ」と短いうめき声を漏らしている。その声がさらに孝幸を奮わせる。
限界が近いのだろう、腰を打ち付ける速度を速め、こよみの頭を抱えるような体制になり、獣のように娘の唇をねぶる。

「実の娘のまんこっ……小学2年生のガキまんこにお父様のザーメン注ぎ込んでやるからなっ……」

冬の深夜、凍えるような静けさのなかで、肉と肉とがぶつかり合う湿った音だけが、こよみの部屋に規則的に響いていた。
やがてその音がぴたりと止まると、孝幸は小さく身を震わせ、こよみの奥深くへと、精を勢いよく吐き出した。

陰茎を引き抜くと、おびただしい量の白濁液がこよみから溢れ出て、ふたたびシーツを汚した。

孝幸は、息を切らし意識が朧ろなこよみの唇に、ためらいもなくそっと口づけた。

肌を焦がすような体温と、交わりの残り香がまだ濃く漂うその部屋には、確かに“雄”の匂いが充満していた。彼は一度も振り返らず、そのまま静かに扉を閉めて立ち去った。

孝幸が立ち去ったあと、こよみはシーツに沈むようにぐったりと横たわり、破瓜の鈍い痛みを身体の奥に残したまま、ゆっくりと意識を手放していった。
それは眠りというより、深く沈むような逃避に近いものだった。
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