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僕の母さん
第1章 離婚
それから立ちバックとか、正常位とか
対面座位とか、ありとあらゆるスタイルで責めまくられ、
一晩中セックスをやりまくった。
ようやく陽が昇って明るくなり始めたころ、
ついに彼もギブアップして二人はベッドの中で微睡んだ。
眠りに落ちかけながら清水が
「ずっと前からあんたが好きだったんだ」と告白してくれた。
もはや真弓にはそんなことはどうでもよく、
レイプのような初体験だったけれど、すでに彼から離れなくなっていた。
この時の中だしがヒットして真弓は妊娠した。
就活をしていて内定をもらっていた企業には丁寧にお断りを入れた。
真弓はお腹の子供を産む気まんまんだった。
だが、当然のように若すぎるということで両家の親からは猛反対され、半ば駆け落ち同然で二人は所帯をもった。
そうして産まれてきたのが達郎だった。
数年こそ親子三人で仲良く暮らしていたけれど、
夫の清水芳郎の女癖はひどく、そのうち、家庭を省みなくなり家に帰って来ない日も度々あった。
子供が幼いうちは父親が必要だろうと、
真弓はずっと離婚を封印してきたが、
不倫相手を夫が孕ませてしまったというのをきっかけに
ついに堪忍袋の緒が切れて離婚することを決意した。

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