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僕の母さん
第2章 達郎が性に目覚める

息子の達郎は若干12歳で人生最大の岐路に立たされた。

家庭裁判所で調停人と呼ばれる仏頂面のおじさんを前にして
父と暮らすか、母と暮らすかの選択肢を迫られた。

経済的には父と暮らす方が裕福なのは目に見えて明らかだったが、すでに父には離婚後に新たな家庭を築く準備をしていたし、その女性の間にも子供が産まれてくると言うことを知らされた。

こうなると達郎が選ぶ道はただひとつだった。
家計が苦しくても母との生活を選ぶ以外に道はなかった。

こうして達郎と母の真弓との二人だけの生活が始まった。
経済的に苦しいかもと覚悟していた達郎だったが、
母の真弓は弁の立つ女で、調停ではかなりの養育費をぶんどった。

おまけに芳郎との結婚生活を営んでいる時に
暇を見つけて趣味のヨガを精力的に学んだお陰でインストラクターとしての資格も取得して、ヨガスタジオでインストラクターとしての職も手にいれていた。

だけど達郎はと言えば、編入した新たな中学校に馴染めず
暗い性格で、陰キャラとしてクラスで浮いた存在だった。

そんな風に達郎が一歩間違えば引きこもりになりかけている事さえ知らずにいた。
学校に馴染めていないことを知ったのは夏休み前の三者面談の時だった。

クラスの担任から、達郎は浮いた存在でいまだにクラスに馴染めていないこと。
部活もせずに自分から友だち作りもせずに教室では寡黙だと知らされショックを受けた。

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