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HEAVEN~時を超えて~
第2章 新世界の中
『マコト…』



『ゃ…ゃだ…・・・』



体が勝手にもがいて、後ずさりしていた


感じた恐怖は思ったよりもあたしの中に侵入して
まとわりついているみたいだった



『ふふふ…マコト・・・〃コレ〃は

別にマコトの声を遮るためだけにしてたんじゃないよ』




『・・・っ…〜…?』


あたしの目にはいつの間にか涙が滲んていたらしく
彼は近くにしゃがんで涙を拭って微笑みかけてきていた


ビクッ…


『それで・・声出したり
話しちゃいけないと思ってたのマコト?』


『・・・』

コク…っ…



『ははは、、そっか…ごめんごめん

コレはね…どっちかっていうと

マコトが舌噛んだりケガをしない為にしてたんだ』




『ぇ…』




『マコトは昔から、動揺したり泣くのを堪えると
引きつけ起こしやすかったりしたからね
舌を噛んで…過呼吸して余計に泣いちゃったりとかさ
それを避けたかったんだ』




『・・・』

本当?…本当なら
コイツの言う事に初めて道理が出来る




『ふふ…しばらく恐い思いさせちゃったね?
ごめんねマコト・・・

マコトの気持ちが落ち着くのを待ってたんだ

だから、お話しも沢山してくれて良いよ?』




『だから…そういうこと…とか…』




『うん?』




『なんで…そんな…あたしのことを…知って・・・』




『・・・それは、そのうちわかることだから』



ニコニコ…

じゃないわよ・・バカ



結局振り出しに戻るとか…ないよ



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