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落ちない女を落とす方法
第6章 女達からの誘惑
英介は尚の腰を抱きながら、その様子を眺めていた。


「一ノ宮先生、今夜は楽しみだわ」

「ああ、俺もだ」

「でも本当にいいの?彼女達の方が若くてピチピチよ?」

「俺達にあの女達はただのゴミにしか見えない」

「ウフフ‥」

尚は英介の首に手を回し若い女2人を微笑みながら見た。


「尚、そろそろ来るわ」

「そうね、一ノ宮先生、行きましょう」

「ああ」

「一柳先生、待たせたわね」

昴は美和の腰に手を回した。

「行くぞ、美和」

「ええ、‥お嬢さん方、殿方が玄関でお待ちかねよ」

「‥あ、‥はい‥」

昴と美和は女2人の後ろから歩き玄関へ向かった。


「美和、男達って?」

「あのお嬢さん達にピッタリな殿方よ。‥ほら‥彼等よ」

「悪い女だな‥」

「ウフフ、ありがとう」


「悪かったわね、彼女達を好きにしていいわよ」

「えへへ‥美和さん、悪いね‥」

「‥ほ〜ら、俺達と気持ちイイ事しようぜ」

「い、いや‥」

怪しい男達は10名程いて、見るからに危ない風貌をしている。

「わ、渡辺先生、た、助けて‥」

「残念ね‥私、これから一ノ宮先生とデートなの。一ノ宮先生、早く行きましょう」

「ああ」

そう言い残し英介と尚は去って行った。

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