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落ちない女を落とす方法
第12章 昴と美和の未来
美和が目を覚ましたのは昼近い時間だった。
美和は離婚してから初めて男性と朝を迎えた。
「‥起きたか?美和、おはよう」
「昴、おはよう‥」
昴は美和にキスをし美和をギュッと抱きしめた。
「‥お前を抱き足りない‥」
「昴‥」
そんな昴に美和は自らキスをした。
「美和‥俺を煽った責任とれよ」
「ウフフ‥」
「‥俺、女に骨抜きされたの美和が初めてだ」
「私、心から愛してる人に抱かれたの初めてよ‥」
「じゃ、お互いに責任取らなきゃな?」
「責任?」
「ああ」
お互いに見つめ合い微笑みながら啄ばむようなキスを繰り返した。
この日、ホテルを後にした2人は真っ直ぐある真っ直ぐ場所へと向かった。