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新人警察官の拘束体験研修
第4章 第三部 前章 お膳立て 
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彼女は彩に上体を起こされていた。腕は後ろに縛られていて、揃えられた両脚も彩によってしっかりと縛られていた。紅色の布が彼女から離す自由も奪っていた。

彼女は無力な体を自覚し、彩の手引きに従い、身を委ねていた。身体のラインに合わせ、流れてゆく縄を目で追い、柔らかさや力強さを感じる縄目を体で感じ、それに屈するように首を反らし、「ンッ…」と悶えていた。

彩は彼女の胸下に縄を這わせ、柔らかい胸の膨らみが何度も持ち上げられる度に縄を感じ、上体に縄が這うだけで、心地の良い拘束に癒されていく。自分の嗜好を叶えてもらえる悦びに心が満たされ、体の動きを止めることができなかった。

彼女は、まるで体に型をはめられたような束縛感に、息が詰まる感じがしていたが、大人しくしているしかない状況に、体が軽くなっていくようだった。

柔らかい肉体に縄目が深く刻まれていくような感じだった。もうずっとこのままでもいいと思えるくらいの、気持ち良さだった。

縄が胸の上下を横断し、縄の肩紐が胸の谷間を這っていた。縄のブラが付けられ、2つの膨らみが持ち上げられ、そこから溢れ出す、見たこともない自身の姿に、彼女は目を背けそうになる。「はぁはぁ…」と呼吸の度に感じる縄の締め付けに、腰が揺れ、両脚を反対方向にねじりたい衝動に駆られてしまう。

彼女の目の前に赤い布が見え、彩の容赦ない拘束に彼女は笑みを浮かべていた。抵抗するでもなく、彼女はそれを受け入れ、再び1人で想いを膨らませられる世界に没入していく。
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