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新人警察官の拘束体験研修
第5章 第三部 後編 水面(みなも)の波紋

抵抗の素振りを見せない2人に、3人が獲物を捕らえるように群がっていく。
まず縄担当の彩が彼女の背後に回った。
「ふふ…可愛い…下の名前は…?」と彼女に尋ねていた。
彼女は「みずき…です…」と答えるが、隣に座る美帆の背後も気になり、美帆と目を合わせた。美帆の背後には拘束衣担当の里奈がいた。
みずきは目の前にいる香織にも目を合わせ、ゴクリと生唾を飲んだ。
だが彼女の視線は、すぐに伏せられる。
後ろから彩の手が伸びてきて、みずきの右手、左手の順で掴まれ、彼女の手首は後ろに回され、組まされていく。すぐにレザーリボンの柔らかい感触が、手首に絡みつき、彼女の背筋が自然と伸びていく。
ほぼ同じタイミングで隣から、「ふぅ…」と大きなため息が聞こえた。みずきは美帆の横顔を見つめていた。先程の優しい笑みは消え、表情が曇っていた。彼女は肩越しに、美帆の手首も後ろに縛られるのを横目でチラリと見た。
まず縄担当の彩が彼女の背後に回った。
「ふふ…可愛い…下の名前は…?」と彼女に尋ねていた。
彼女は「みずき…です…」と答えるが、隣に座る美帆の背後も気になり、美帆と目を合わせた。美帆の背後には拘束衣担当の里奈がいた。
みずきは目の前にいる香織にも目を合わせ、ゴクリと生唾を飲んだ。
だが彼女の視線は、すぐに伏せられる。
後ろから彩の手が伸びてきて、みずきの右手、左手の順で掴まれ、彼女の手首は後ろに回され、組まされていく。すぐにレザーリボンの柔らかい感触が、手首に絡みつき、彼女の背筋が自然と伸びていく。
ほぼ同じタイミングで隣から、「ふぅ…」と大きなため息が聞こえた。みずきは美帆の横顔を見つめていた。先程の優しい笑みは消え、表情が曇っていた。彼女は肩越しに、美帆の手首も後ろに縛られるのを横目でチラリと見た。

