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妻女王様さくら
第1章 キャバクラごっこ
羽田は震える手でラウンジ武藤の扉を押し開けた。
――今日は必ず、女神さくら女王様に会える。
その一心で三千万もの現金を用意した。
だが、待てども彼の前に現れたのは、さくら女王様ではなかった。
艶やかな光沢のドレスをまとい、神々しいオーラを放つ遥香が現れた。
羽田「……さ、さくら女王様は……? 私は、さくら女王様にお会いしたいのです……!」
遥香は冷ややかに一瞥し、口角をわずかに上げた。
遥香「愚かね。さくら女王様はそんな安い男に会うお方じゃない。
 でも――女王様は見抜かれたのよ。あなたのような哀れな奴隷には、私で十分だと。」
その言葉とともに、遥香の姿が羽田の脳内で重なっていった。
かつて部下として従わせていた遥香と――今目の前に立つ、さくら女王様の後継者のような女王の姿。
羽田(こ、これは……! この美しさ、この支配感……まるでさくら女王様に触れられているようだ……!)
羽田「……はっ……! 遥香女王様……あなたは、さくら女王様の御心を映す鏡……!
 あなたに跪くことは、さくら女王様に跪くことと同じ……!」
遥香はゆっくりと近づき、吐息を羽田の耳にかけた。
遥香「そうよ。私はさくら女王様に選ばれし存在。
 私を通してしか、あなたはさくら女王様に触れられないの。」
羽田は陶酔しきり、涙を流しながら床に崩れ落ちた。
羽田「は……はい……! さくら女王様……! そして遥香女王様……!
 どうかこの哀れな奴隷を見捨てないでください……!」
遥香は勝ち誇ったように微笑んだ。
遥香「いいわ。あなたの財産も、魂も、すべてこの私に捧げなさい。
 それが――さくら女王様の望みだから。」
羽田は完全に堕ち、遥香の前で震えながら額を床に擦りつけた。
その姿は、まさに“二重の支配”に酔いしれる奴隷そのものだった。
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