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庶務OLさゆり女王様~秘蜜の支配~
第1章 発見
達郎は、膝をついたままサユミ女王様を見上げていた。
その視線に気づいたさゆりは、ほんのり頬を染めながら視線を逸らす。
「……そんな真剣に見られると、恥ずかしいです……」
その小さな呟きに、達郎は心を撃ち抜かれた。
恥じらいと支配の狭間で揺れる女王様――それこそが、彼の求めてやまない存在だった。
「恥ずかしくなんてありません。サユミ女王様は……美しいです。僕は……その美しさにひれ伏すしかないんです」
達郎の熱に押されるように、さゆりは胸元を押さえた。
深く切れ込んだドレスから、わずかに白い肌が覗く。
自分の姿が、彼の目には“神聖”にすら映っているのだと気づいた瞬間――その恥ずかしさは、ほんの少しだけ誇らしさに変わった。
「……じゃあ」
彼女は小さく息を吐き、震える声で言う。
「ご挨拶の次は……私のヒールに口づけしてみせなさい」
その言葉を口にした自分に、彼女自身が驚いていた。
でも、もう引き返せなかった。
彼の瞳が、あまりにも真剣に自分を求めていたから。
達郎は、震える手でそのピンヒールをそっと支えると、迷いなく唇を落とした。
「……ありがとうございます、サユミ女王様」
その姿を見た瞬間――さゆりの中で、確かな“何か”が芽生えた。
「……私……出来てる。女王様として……ちゃんと、出来てるんだ」
恥ずかしさは消えない。
けれどその恥ずかしさすら、彼にとっては蜜のように甘美なものになっている。
その事実に気づいた瞬間――サユミ女王様の唇が、ゆっくりと笑みに歪んだ。
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