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男友達と気持ちイイこと《短編》
第1章 男友達と気持ちイイこと♡

「…今は、余計なこと考えんなよ。俺のことだけ見て…、俺のことだけ感じてればいいから」
緩やかな抽挿が
馴染んできた頃を見計らって
吐息ごと呑まれるような深いキスと共に
本格的な律動が開始される。
『ん…っ…、ぁっ…。んっ、んんっ…っ』
︎︎︎
初めてなのに……
セックスって
こんなに気持ちイイの…?
それとも…
相手が、春樹だから…?
「…もっと…、顔見せて…」
『あっ……、ん、ぁ…っ…』
切なげに細められる瞳から
余裕の色が消えていく。
春樹も…
こんな表情をするんだと思うと
胸の奥がゾワゾワして…
無性に、触れたくなる。
「っ…凛仔…」
体温が上昇し
紅潮した春樹の頬に両手を添えて
流れ落ちる汗をそっと親指で拭う。

