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間女
第1章 間女

耳下で切りそろえたショートボブから、
濡れた肩に滴が垂れた。
希(のぞみ)はシャワーで濡らした髪を
シャンプーの泡で包んだ。
温かな湯気で曇ったバスルームに、
ジャスミンの香りが広がる。
夜の気配を感じさせる官能的なその香りは、
希の体にスイッチを入れた。
自分ではない、
他の誰かになった心地がした。
「あれ、もう帰ってたんだ、早かったね」
男の声が脱衣場から聞こえ、
希の体が跳ねた。
帰ってきた・・!
鼓動が速まる。
バスルームのすりガラス越しに見れば、
帰宅した誠也(せいや)のシルエットがある。
「俺、もう寝るわ。疲れたし」
誠也が言って、
廊下に出て行く気配がする。
濡れた肩に滴が垂れた。
希(のぞみ)はシャワーで濡らした髪を
シャンプーの泡で包んだ。
温かな湯気で曇ったバスルームに、
ジャスミンの香りが広がる。
夜の気配を感じさせる官能的なその香りは、
希の体にスイッチを入れた。
自分ではない、
他の誰かになった心地がした。
「あれ、もう帰ってたんだ、早かったね」
男の声が脱衣場から聞こえ、
希の体が跳ねた。
帰ってきた・・!
鼓動が速まる。
バスルームのすりガラス越しに見れば、
帰宅した誠也(せいや)のシルエットがある。
「俺、もう寝るわ。疲れたし」
誠也が言って、
廊下に出て行く気配がする。

