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僕の愛する未亡人
第16章 欲しがる未亡人 本間佳織⑤
「あ、飯塚さん、やだっ、やだぁ……!」

腰を引こうにも、この体勢では身動きが取れない。
佳織は耐えようと唇を結ぶが、二人の動きが優勢で、思わず口元が緩む。

「やらしい……本間さん、ここ、すごくぬるぬる」

「ん、だ、だって、そんなに触……っ」

羞恥のせいで、目から涙が零れ落ちる。

「真面目な本間先輩が、こんなに乱れるなんてねぇ? ただでさえも綺麗なのに」

冴子は挑発するように、わざと「先輩」と呼ぶ。

「皆に犯されちゃったら……どうなるんだろ」

理央に聞こえないように、そっと耳元で囁く。
会社の男たちに囲まれ、嫌がるのに、次第に甘い声を上げて、幾度も強制的に絶頂を迎えさせられて――その姿を冴子は想像し、思わず指に力を込め、佳織の耳をしゃぶり出す。

「は、ぁ、嫌………っ。そ、そんなの……」

息も絶え絶えに、佳織は何とか肩越しに冴子の顔を見やる。

「い、嫌よ……二人以外は、こんなの嫌……意地悪、言わないで」

涙を散らしながら言う姿に、冴子は胸を締め付けられる。

「嘘、ごめんなさい」

喉から絞り出るよう にして、思わず声が出た。
この人には敵わないのだ――

そう冴子が思った時、理央が腰を大きく打ち付け、射精する。
あまりに重たい快感に、理央は佳織と冴子に体重をかけるようにして、なかなか体を離すことができずにいた。
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