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魅惑~甘く溺れる心と身体。
第4章 蜜に溺れる身体。

 どうしようもない圧迫感。
 初めての挿入にあたしの身体が打ち震えた。

「おっき、こんな、お腹の中、唯斗さんでいっぱいになっちゃう!!」
「煽らないで……加減ができなくなる」
「やっ、煽ってないもっ、あああああっ!」

 最奥へ進む最中、ほんの少し唯斗さんの侵入が止まったかと思えば、勢いよく突いた。
 処女膜が割れたみたい。
 ほんの少し、痛みが生まれた。
 たぶん、出血したんだと思う。

 あたしの初めてを奪ったことを理解した唯斗さんは毒づいた。
 自分に対して何か罵っていたみたい。

 だけど怒らなくても良い。
 だってこうなることを望んだのはあたしだから……。

 唯斗さんが自己嫌悪になる前に、あたしは彼の鼻の頭にキスをした。
 驚いたような顔をした唯斗さんは、だけどもう限界みたい。
 あたしの中で、さらに大きくなったんだ……。

「やあ、おっきくなった!!」
「可愛いことをする澪ちゃんが悪い」
 あたしの腰が固定され、互いの接合が深くなる。
「動くよ?」
 言うが早いか、唯斗さんは腰を動かして中にある唯斗さん自身を肉壁に擦りつけた。
「ひ、ぐ。あっ、ああっ!」
 唯斗さん、唯斗さん!!
 どうしよう。
 初めてなのに――こんな……。

「気持ちいいっ!!」
 唯斗さんのペニスを収めたあたしの膣は収縮する。
 あたしの中にいる唯斗さんがより強調された。


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