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魅惑~甘く溺れる心と身体。
第4章 蜜に溺れる身体。

「俺もだ。出すよ?」
 ――えっ?
「や、中出し? だめ、赤ちゃんできちゃう!!」
「俺の子? 嬉しいね……」
「やっ、待っ、ああああっ!」

 待って、って言おうとした次の瞬間には、あたしの最奥目掛けて唯斗さんの白濁が勢いよく注ぎ込まれる。

「あつ、熱いっ、お腹、唯斗さんの、いっぱい、あああんっ!」
 唯斗さんの愛液を注がれて、あたしもまた絶頂を迎えた。



 ――……。
 ――――……。


 時間は1時くらい。
 まだ明るい日差しの中で、あたしは唯斗さんのベッドにいる。

「澪ちゃんの初めてを奪ったこと、俺は謝らないよ」
 唯斗さんの腕の中で生まれたばかりの姿のまま身を寄せ合っていると、唯斗さんはそっと口を開いた。

 謝らなくて良い。
 だって、あたしが望んだことだから。
 謝られるのは、悲しいもん……。

「あの、嬉しいです。はじめては唯斗さんがいいって思ってたから……」
 ずっと言いたかった告白。
 誰にも言えるはずもなく、密かに秘めていた胸の内を打ち明けた。
 そうしたら、唯斗さんはあたしのおでこに唇を落としてくれた。

 あたしたち、やっぱり両想いだ……。
 嬉しくて唯斗さんの背中に腕を回した。
 セックスで汗ばんだ身体はひんやりしている。
 気持ちいいわけではないけれど、規則的に鼓動する唯斗さんの心音が、あたしを安心させてくれる。

「だけど怖かったね、駆けつけるのが遅くなってごめんね」
 優しい唯斗さん。


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