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脳内ショートストーリー
第5章 【南 咲綾と加賀谷 旺佑〜会社の先輩後輩の恋〜】
「先輩には甘えた方が良い時があるんだよ?」
そうやって頭を撫でられた
うわ、そうやって簡単に落としていくんだ?
酔いなんかとっくに冷めてしまったよ
南さんの生活圏に入ってる、今……
プライベート満載だよ……
あまりキョロキョロ出来ないけど本音は見たい
スウェット姿ですら眩しい……
こんな姿、絶対、俺しか知らないよな?
「甘えましたよ、俺……」
「え?」
「お店で……肩借りたじゃないすか」
「あぁ、あれ?甘えてたの?加賀谷くん、普段はあんな事しないキャラだったからレアだな〜って皆で言ってた」
「え?え?皆で?うわ、最悪…そうっすよね、お店だし」
「まだ甘えきれてないんじゃない?肩、まだ貸せますけど」
「え?いや、えーっと…恐れ多いです」
謙遜したのに南さんの方から引き寄せてきて
俺の頭はまた肩に乗り掛かった
ちょっと待ってくれ……この状況を説明してくれ
俺、肩に頭乗せてヨシヨシされてる?
「普段はさ、加賀谷くん本当によく頑張ってくれてるし、この前のプレゼンだって凄く助かったよ、感謝してる…これからもよろしくね、期待してます…って意味の肩貸しだから」
「あ……はい」
ヤバい、俺、今、高校生だ
心臓バクバクしてる
めっちゃ距離近いし、何ならおっぱいが目の前です
南さんって、着痩せするって言うか、結構…ある
「でも初めて会社の人、家に入れたな」
「えっ!本当ですか?俺が初めてっすか?」
「うん、今考えるとそうかも…まぁ、加賀谷くんなら良いよ、寧ろ、加賀谷くんで良かった」
「そ、そんな風に言わないでくださいよ、普通なら勘違いしちゃいますよ?男は馬鹿なんだから」
「え、加賀谷くんも勘違いとかするの?」
か、顔近い!
離れたのに顔覗き込んできて誂ってくるんだ
どうにかして蓋をしようとする気持ちが
かえって溢れ出してくる
勘違い……するよ、させてんの?

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