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乱世に生まれた女たちの運命
第2章 村の女の話 惣兵衛の妻おふくの話

私の名前はおふくと言います。この村の惣兵衛に嫁いで早何年過ぎたでしょうか。娘のおたえを授かり、惣兵衛と村の皆様と力を合わせこの村で生きてまいりました。
私はこの村が好きでありました。
乱世の世にありながら、戦に巻き込まれたことのないこの村はとても平和でございました。
いつ頃だったでしょうか。隣国が攻めてくるとの噂がたち、村総出で備えたのです。男たちは柵や堀を作り、女は子供と避難する備えに当たりました。
娘だけは何としても守らねば。年頃の娘を持つ母たち数人で集まり、城に匿ってもらえないかと話をしていたのです。
城から派遣された家臣の方に話してみたのであります。
「承知した。明日午の刻に城へ向かえ。使いも出そうぞ。」
「ご恩恐れ入ります。」
しかし、それは突然のことでした。
夜明け前に敵国が攻め入ってきたのです。
私たち女子供は納屋に身を寄せていました。納屋の外では激しい戦の音が聞こえています。
私たちは身を寄せ合い、震えておりました。
幾時経つと納屋の扉が荒々しく蹴破られました。
武具を着けたたくさんの敵兵が入ってきてこちらを見て笑っております。
私たちは次々と捕まり、外に引っ張り出されたのです。
外は酷い有様でした。死んだ兵たちが敵味方重なり、家財や米や野菜が次々と運び出されておりました。
「後はお前たち好きにせい。明日は城へ攻め入る。夕刻には戻れ。」
敵の家臣がそう告げると雑兵たちは私たちに飛びかかってきたのです。
「おら、よりどりみどりだ、やっちまえ」
「俺が先だ」
私はおたえと引き離され3人の雑兵に捕まり、地面に押し倒され着物を剥ぎ取られました。
「おかあー」娘の叫び声が聞こえますが、様子は分かりません。
雑兵たちはまるで獣でした。
地面の上で足を無理矢理開かされると、雑兵たちは歓喜の声を上げたのです。
「やっぱり、生のおなごはいいな。ちと年はいってるが」
「ちげーねー、やっちまえば一緒だ、こっちをやったら次はあの娘っ子をやればいい」
抵抗しても無駄でした。男3人に力で抑えられると何も出来ません。声を出すしか出来ないのであります。
雑兵たちは私を犯しました。
下腹部に鈍痛を感じますが、それ以上に惨めであります。
血と泥土で汚れた雑兵に犯されているのであります。
「あんたー、助けてー」
「ご堪忍を、ご堪忍をー、ぎゃああああ」
私はこの村が好きでありました。
乱世の世にありながら、戦に巻き込まれたことのないこの村はとても平和でございました。
いつ頃だったでしょうか。隣国が攻めてくるとの噂がたち、村総出で備えたのです。男たちは柵や堀を作り、女は子供と避難する備えに当たりました。
娘だけは何としても守らねば。年頃の娘を持つ母たち数人で集まり、城に匿ってもらえないかと話をしていたのです。
城から派遣された家臣の方に話してみたのであります。
「承知した。明日午の刻に城へ向かえ。使いも出そうぞ。」
「ご恩恐れ入ります。」
しかし、それは突然のことでした。
夜明け前に敵国が攻め入ってきたのです。
私たち女子供は納屋に身を寄せていました。納屋の外では激しい戦の音が聞こえています。
私たちは身を寄せ合い、震えておりました。
幾時経つと納屋の扉が荒々しく蹴破られました。
武具を着けたたくさんの敵兵が入ってきてこちらを見て笑っております。
私たちは次々と捕まり、外に引っ張り出されたのです。
外は酷い有様でした。死んだ兵たちが敵味方重なり、家財や米や野菜が次々と運び出されておりました。
「後はお前たち好きにせい。明日は城へ攻め入る。夕刻には戻れ。」
敵の家臣がそう告げると雑兵たちは私たちに飛びかかってきたのです。
「おら、よりどりみどりだ、やっちまえ」
「俺が先だ」
私はおたえと引き離され3人の雑兵に捕まり、地面に押し倒され着物を剥ぎ取られました。
「おかあー」娘の叫び声が聞こえますが、様子は分かりません。
雑兵たちはまるで獣でした。
地面の上で足を無理矢理開かされると、雑兵たちは歓喜の声を上げたのです。
「やっぱり、生のおなごはいいな。ちと年はいってるが」
「ちげーねー、やっちまえば一緒だ、こっちをやったら次はあの娘っ子をやればいい」
抵抗しても無駄でした。男3人に力で抑えられると何も出来ません。声を出すしか出来ないのであります。
雑兵たちは私を犯しました。
下腹部に鈍痛を感じますが、それ以上に惨めであります。
血と泥土で汚れた雑兵に犯されているのであります。
「あんたー、助けてー」
「ご堪忍を、ご堪忍をー、ぎゃああああ」

