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お妃さまの秘密
第1章 お妃さまと僕
僕の名前はミヒャエル16歳。父と母と弟と暮らしていた。
家の前に広がる牧草で朝から牛を育て、乳を搾り、草刈りをする。
夜には家族皆で歌を歌ったり、踊ったり。それが僕の暮らしだった。

僕の住む村に異変が起きたのは、今から少し前のこと。
突然白馬に跨った騎士たちが村にやってきてこう言った。
「お前たちの村は今日から我らのフォン・バルトブルク様の支配地になった。
おとなしくしておけば危害は加えない。今までと同じ生活をすればよい」

翌日、村の長がフォン・バルトブルクの城に呼び出された。
「きっと、殺される」
「村を奪い、動物も奪うつもりだ」
「早く逃げ出そう」
悪い話で持ち切りだ。

長はすぐに戻ってきた。長はこういった。
「我らの村を収めていたゲオルク様はバルトブルクの支配下に入ったそうだ。
心配することはない。ゲオルク様も生きている。それにバルトブルクの国であれば安心だ。よその国も手出しはできないだろう。」

実際に村の暮らしは何も変わらなかった。
ある日、僕はバルトブルク様の城に呼び出された。
家に突然召使が来たから、父や母は驚いていたけど、僕は少し楽しみだった。
なんだってお城に入れるんだ。小さい頃から話は聞いていた。
豪華な部屋に料理、もしかしたらお姫様もいるかもしれない。
馬車に揺られてしばらくすると大きなお城が見えてきた。
大きな木の扉を入ると豪華なお城の中に入った。
中にはバルトブルク様がいた。
「よく来たな、名は何だ。」
「ミヒャエルです。16歳です。家では牛や鶏を飼っています」
「そうか、暮らしはどうだ?つらいか?」
「つらくありません。バルトブルク様がお守りされているから安心です」
「ミヒャエル、君は女性と深い仲になったことはあるか?」
「ありません。」深い仲とは何だろうかと疑問に思い答えた。
「ミヒャエル、君は背も高く、体つきも健康そうだな。顔の造形も美しい」
そして僕はとある部屋の前まで連れてこられた。
「この部屋に入れ。この後ここで起こることは決して誰にも言ってはならぬぞ。
何、怖がることはない。決して悪いようにはならん」


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