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銀狼
第9章 禁忌の果実を貪れ──
彼女の両手首を捕らえていた手を離し、ローの指は腰のくぼみをなぞりながら下りていく。
「此方は素直に濡れてきている」
「……ぅあッ…ローそっちは…!! 」
「──…ん?」
ドレスの下から滑り込み、セレナの熱の芯に届いた。
花弁をひと撫でした指が迷い無くナカに入ってくる。
セレナは小さく悲鳴をあげて彼の腕を掴んだ。
クチャ・・・・
美しく長い指がゆっくりと埋まり見えなくなる。
「……ハァっ‥‥ロー‥‥!! 」
緊張した入り口がきゅうっと閉まった。
其処をローがほぐしていった。
左の手が熱い蜜を掻き出し
右の手は乳房を寄せて揉みしだく。
握って尖らせたところで、乳輪を舌先が擽る。
──そうして散々に焦らした後、硬く勃った突起に厭らしく絡めるのだ。
セレナの閉じた目尻からじわり溢れた涙の意味をローは再び疑問に思い…そして、愛おしそうに見つめていた。