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お嬢様、隷奴悶絶‼ 可憐な乙女は中年童貞に救いを求め…?
第2章 :お嬢様は可憐な御方の様子で
――――慶陽大学附属女子高等学校体育館。

澄んだ音色の、凛とした掛け声を発するレオタード姿の乙女の集団。その先頭を走る美少女の名は、成瀬川愛菜だ。
「慶陽ー…ふぁい・おー、ふぁい・おー、ふぁい・ふぁい・ふぁいッ・おーッ!」
部員や後輩たちを鼓舞するように澄んだ声を精一杯張り上げ、白い素足を躍動させる彼女は、類稀な美少女といってよかろう。
黒目がちの大きな瞳、正統派の日本人女性らしい白端正な小貌。
生真面目さを表す漆黒の髪を後ろで束ね、額を露わにしたことで聡明さが漂う。
それもそのはずで、最高学年の彼女は、生徒会長にしてこの体操部の部長でもある。
愛菜の存在は同年代でもなかなか有名で、全国高校生文筆コンクールの文学評論部門で、紫式部をテーマにした論説文を発表し、大賞にも選ばれている。
この春には、米国で開かれた各国の高校生が集い、紛争や環境といった国際問題をテーマに討論を交わす『ハイスクール・インターナショナル・スピーチコンテスト』にも出場。
新聞全国各紙の文化欄を輝く美貌で賑わした。
いわば、理想的な高校生像を体現したかのような美少女だ。

「ふぅ~~…。よーし、みんな10分間休憩しよー」
ランニングを中断すると、愛菜はみんなに号令をかける。
オフ・ホワイトの生地に、淡いブルーの薔薇をあしらったレオタードの下で、大きくはないものの、形の佳い乳房のふくらみが、心悸亢進に合わせて揺れ動く。
真っ白いタオルで額に滲んだ汗をぬぐう美少女に熱い視線を送る男一人。
この春、学校用務員として採用された宇佐美洋助だ。
この男こそ、愛菜にとって悪魔の遣いであり、生き地獄のような時間の幕開けとなるわけだが、可憐な美少女はまだそのことを知る由もない――――。
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