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お嬢様、隷奴悶絶‼ 可憐な乙女は中年童貞に救いを求め…?
第4章 :―――罠―――

「お嬢さん、お迎えに上がりました」
運転手の恭しげな態度に、少々怪訝な表情を浮かべた愛菜。
「あのぅ、浜尾さん。学校はお迎え禁止ですから…何か、お急ぎの御用なの?」
「ええ、お嬢さん、急用なんです。大変な事件が起きましたので」
「事件?」
愛菜は大きく瞳を見開く。
「はい、成瀬川家の総帥令嬢、愛菜の誘拐という大事件です」
「え…?」
怪訝な表情を浮かべ、小首をかしげた愛菜。
だが、次の瞬間、背後から白い項に激しく発光する異物を押し当てられ、我が身に何が起こっているかさえ理解できず硬直してしまう。
「う゛ぅ゛ッ…う゛・う゛・う゛ぅ゛――――ッ」
華奢な肉体を小刻みに痙攣させる愛菜。
やがて、その電撃が止むと意識を遠のかせ、百合の花が萎れるかのように倒れ込む。
それを背後から受け止めたのは、洋助だった。
「うぅ…う、宇佐見…さん?」
洋助は待ち構えていたかのように、銀色の粘着テープを愛菜の口にべっとりと張り付けた。
「んんッ…」
くぐもった喘ぎを漏らす愛菜だが、両手足首も同様に拘束されると、信じられないという弱い視線で洋助を見つめ返す。
「言っただろう、今日は大事な残業だって。愛菜ちゃんを誘拐するっていう、ね」
浜尾と洋助は顔を見合わせ頷き合った――――。
運転手の恭しげな態度に、少々怪訝な表情を浮かべた愛菜。
「あのぅ、浜尾さん。学校はお迎え禁止ですから…何か、お急ぎの御用なの?」
「ええ、お嬢さん、急用なんです。大変な事件が起きましたので」
「事件?」
愛菜は大きく瞳を見開く。
「はい、成瀬川家の総帥令嬢、愛菜の誘拐という大事件です」
「え…?」
怪訝な表情を浮かべ、小首をかしげた愛菜。
だが、次の瞬間、背後から白い項に激しく発光する異物を押し当てられ、我が身に何が起こっているかさえ理解できず硬直してしまう。
「う゛ぅ゛ッ…う゛・う゛・う゛ぅ゛――――ッ」
華奢な肉体を小刻みに痙攣させる愛菜。
やがて、その電撃が止むと意識を遠のかせ、百合の花が萎れるかのように倒れ込む。
それを背後から受け止めたのは、洋助だった。
「うぅ…う、宇佐見…さん?」
洋助は待ち構えていたかのように、銀色の粘着テープを愛菜の口にべっとりと張り付けた。
「んんッ…」
くぐもった喘ぎを漏らす愛菜だが、両手足首も同様に拘束されると、信じられないという弱い視線で洋助を見つめ返す。
「言っただろう、今日は大事な残業だって。愛菜ちゃんを誘拐するっていう、ね」
浜尾と洋助は顔を見合わせ頷き合った――――。

