この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
お嬢様、隷奴悶絶‼ 可憐な乙女は中年童貞に救いを求め…?
第5章 :お嬢様は誘拐されました!
奥多摩の山中に通ずる国道————。
廃墟然とした建物の地下には錠の掛かる地下室があった。かつてマニアの間で隠れた人気を集めた
SMホテルの倉庫は、囚われの美人令嬢の牢獄となるわけだが…。
カモシカの様に白く細い足首に、革製の足枷を嵌めた洋助は、その拘束具から延びるアルミ製のチェーンの端を床の突起物に繋ぎ止める。
「さあ、これで君は囚われのお姫さまっていうわけだが…」
怯えた小動物のように身をすくめているかに見える愛菜を、洋助は支配欲を満たされた表情で見下ろした。
が、愛菜は卑劣な誘拐を企てた中年男が考える以上に気丈であり純粋だった。
「なぜ、こんなことを…。まさか宇佐美さんが、私を誘拐しようなんて考えているとは夢にも思いませんでした」
物静かだが、信頼を裏切った年長者を咎めるような口調に、洋助は逆に動揺した。泣きじゃくられたり、罵ったりしてくれた方がよほど、この後の仕事は完遂しやすいだろう。
「て、手荒なことをする気はないんだ」
どもりながら、そう言い返すのがやっとだ。しかし、もう一人の黒幕、浜尾は違った。
明らかに名家の令嬢をその手中に堕としたことに、歪んだ悦びを覚えている様子だ。

「いやあ、手荒なことはいくらでも致しまずぞ、お嬢さん」
先ほど愛菜を失神させたスタンガンを手に、バチバチと少女を威嚇するように発電をさせてみせる。
「浜尾さん…なぜ私を攫ったのですか?」
「その理由はおいおいと気が付くでしょう、我々に協力している間に、いやがうえにも…」
意味深な笑みを浮かべた浜尾が、洋助を見遣る。
「まずは、愛菜お嬢さん。優しいオジサマ…宇佐美君を心地好くして差し上げなさい…」
「こ、心地好くって…」
育ちの良い愛菜とはいえこうして男性に囚われ、監禁された以上、己の若い肉体がその欲望の標的になっていることはとうに察している様子だ。
口籠りつつも、黒目がちの瞳を伏せ、躊躇いの色を浮かべる様が洋助の劣情をそそる。
愛菜の狼狽の視線が、大きくせり上がった洋助のスラックスに注がれる――――。
/19ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ