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略奪貴公子
第13章 目をトジ 声をヒソメテ
ヌチャ...レロ....
薄暗いなかにも、丘の裂け目から溢れ出す蜜がてらてらと光り、彼の舌に舐めとられる。
レベッカの背筋を電流にも似た快感がかけ上がった。
「ぁ‥…ああああ‥‥クロー、ド…!」
「…ハァ、レベッカ…ッ…」
クロードは一度唇を離すと、濡れそぼったその場所を三本の指でくつろがせた。
ひくひくと収縮を繰り返す蜜壺の上部には、まだ皮を被ったままの肉芽が見える。
またここで焦らせば彼女はどんな反応をするだろうか。
涙を流しながら腰を震わせて、お願いだから、この蕾にも触れて欲しいと…彼に懇願するのだろうか。
“ ……ああ、それがいい ”
淫らに乱れて快楽を求めるレベッカを、その顔を見ていたい──。もっと
“ 苛めぬいて、泣かせたくなる… ”
「ぃゃ……お願いだからっ…意地悪、しないで…!」
「……っ。何処を…どうされたいのですか?」
彼の心のうちを覗いたのか。不意にレベッカがそんなことを言うものだから、一瞬の沈黙をはさんで、クロードの目元が柔らかく細められた。
「こ、こが…苦しくてっ…切ない…の…!」
レベッカの閉じた目からは涙が溢れていた。
「いぢわる……しないでぇ……」
「…っ…わかりました」
必死に腰をくねらせる彼女があまりに扇情的で目眩(メマイ)をおこしそうだ。
クロードは掬いとった蜜で蕾を優しくぬめらせると…ソコを唇で咥えこんだ。
「…ッ─んんん…//」
咄嗟(トッサ)にレベッカは唇を噛んだ。大きな声をあげれば衛兵たちが戻ってきてしまうから。
「……ふ……ぁッ…ん、…っ……んあ、んんん…//」
それでも漏れてしまう彼女のヨガリ声は、淫芽に吸い付いた彼の舌に連動していた。