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略奪貴公子
第13章 目をトジ 声をヒソメテ

「…では、約束を守ります」

 クロードは彼女の肩を座椅子に押し付け、そして突き出た胸に喰らい付く。

「あっ//ああ…」

 レベッカは声を震わせた。

 やっとだ。欲しい愛撫を与えられた淫らな突起は、それを喜ぶかのように強く色付く。

 張りのある…かつ柔らかな二つの膨らみと
 つんと突き出た小さな赤い果実

 それらをクロードが熱い口内に咥え込み、舌先を絡ませ果実に吸い付くから、レベッカは鼻にかかった声を漏らして喉を反り返らせた。

「…ハァ…気持ちいいのですか」

「ぁぁ……//」

「こんなに硬くなるまで我慢させていたとは……、私は悪い男だ」

 そしてクロードはもう片方の乳房も犯す。

 ねっとりとした愛撫を両方の脹らみに交互にくわえていた。

 しばらくそれを続けていると、無意識の内にレベッカの脚が動き…太股をドレスの下でもぞもぞと擦り合わせてしまう。

「──…」

 それを知ってもクロードは胸への愛撫を止めなかったが、…だが彼の劣情は、すでに次の場所への狙いをさだめていた。

 胸の下で引っかかっていたドレスを剥ぎ取り、甘い低音で囁く。

「レベッカ……椅子の上に座ってください」

「…?」

「そして自分で脚を開くのです」

「──!」

「恥ずかしがらずに…」

 高揚した顔をさらに赤くしたレベッカ。そんな彼女の腰を支えて、クロードは椅子の上に誘導する。

 身体を持ち上げて座らせると、その足元に跪(ヒザマズ)き、彼女の両脚を開かせた。

 少しずつ、ひらかせる。

「…ぁ…ぁ、い、やぁ……//」

 足首をとって、椅子の上に…。

 こんな格好をしたら見えてしまう。辛うじて腰回りに残ったドレスでは隠しきれない。

 剥き出しだ…っ

「クロード…!こん な‥…こんな‥‥」

「ここはもとより薄暗い…。恥ずかしがる必要などないのですよ」

「…で…も…っ」

 彼はレベッカの両手首をとって膝の上へ誘った。

 自分でその脚を持ち、ふしだらな姿勢をたもつことを強要する──。

 後はクロードが彼女の腰を引き寄せて

 蜜ひく ソコ に、舌を這わせるだけだった──。



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