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略奪貴公子
第13章 目をトジ 声をヒソメテ

「…ハァ…っ…くる…、の‥‥//‥…また、また…!クロード‥‥!」

「ええ──…何度でも、見せてください」

「ああっ‥ああっ…‥」

 限界の狭間をずっとさ迷うレベッカは、境目がわからなくなるほど何度も達し、下りてこれなくなっていた。

 …そんな彼女を、男のエメラルドの瞳が熱っぽく見上げる。

「ああ…レベッカ……なんて……淫らで、美しい……!そろそろ私もあなたと共に、天に昇ってもよいだろうか」

「‥‥クロー‥‥ドぉ…‥//‥‥一緒に‥‥あなたもっ、一緒に」

「フッ…そうですね。私も一緒に感じたい…」

 そう言うと、名残惜しさをただよわせつつ…クロードの舌が秘部から離れた。


 彼は身に付けていたブリーチズを取り去ると、座椅子の上で息を乱しているレベッカにのしかかる。

 熱をもち硬く勃ち、ドクンと脈打った形のいい陰幹を──。柔らかく波うつ彼女の入り口にあてがって、ぐっと先端を押し入れた。


ズプッ...!


「─!…ん…ぁ…!」


 不意討ちの強引さに、レベッカの胸がひときわ大きく高鳴る。


「…きついですか」

「‥ッッ…、ぁっ……ぁっ‥‥!…そ、そんなこと…なぃ‥‥//」

「…っ…痛くはありませんね?」

「…ハァ…!は…‥は い」

 彼女のその言葉を聞いて、クロードはゆっくりと、腰を奥まで沈めていく──。

「あ、あ…っ」

 受け入れたレベッカは顔をうつむかせ喘いだ。すると、クロードがそれを覗きこむ。

「レベッカ…っ顔を見せて下さい」

「…きゃ!…あ…っ」

 その時レベッカが戸惑ったのも無理はなく、彼女は身体を抱えられ、クロードの上に座らされたのだ。

 レベッカが彼の上にまたがると、有無を言わせず、クロードは目の前の胸の膨らみに喰らい付いて、そして深くまで腰を突き上げた。


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