この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
略奪貴公子
第13章 目をトジ 声をヒソメテ

「…ひゃッッ…んっ、あっ…あっ…!」

 今までとは違う場所を突かれる。彼女はその手をクロードの肩に添えその激しい突き上げに耐えていた。

 彼女の胸から顔を離したクロードが、表情を歪めて微笑む。切れ長の目を細めたとき、長い睫毛の先に引っ掛かっていた汗の粒が律動によって零れた。

 逃げられないようにレベッカの腰を両手で掴む。

「…ここが…弱いようですね…」

「…ゃ…! ああっ、ああっ、ああっ…」

 首を左右に振り乱すレベッカを見つめながら、一段と感じてしかたがない箇所に狙いを定めていた。

「…ハァ…ハァ…ハァ、─っ…! クロード…っ」

 全身から汗が滲みでる…

 レベッカから女の匂いが立ち篭める。

「いい香り…いい表情だ、レベッカ。……わかりますか? 今の私にはあなたの全てが見えている…っ…!」

「…あっン…、あぁっ…あああ…」

「私とあなたが繋がっているところもね」

「──…っ」

 夜の馬車では確かにその視界は悪い。しかし薄暗くランプに灯(トモ)される結合部がクロードだけに見えているのだ。

 それを意識した途端、レベッカの中からジュワリと熱い蜜がさらに溢れ……クロードはそれすらも見逃さない。

「…ふっ…見られて感じるのですか?」

「あ…ぁッ…ちが…// もぅ…‥わからな‥‥ッ」

 レベッカは強すぎる羞恥にどうにかなってしまいそうだ。

 今だけは、自分が目を閉じていて本当に良かったと思えてくる。

 こんな姿で乱れている自分──

 それを見る目の前のクロードと、目が合うなんてことにでもなったら、耐えきれない恥ずかしさで、きっと彼女の頭はおかしくなってしまう。

グチュ、グチュッ、グチュッ....

 この音を聞くだけで、興奮を高めてしまっている厭らしい自分がいるのに…!

「──…っ、感じなさい…、私を、ここで…!」

 彼は突く動きをいったん止めると、下から練り上げるように自身をねっとりと擦り付けた。


/274ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ