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略奪貴公子
第7章 花ヒラク乙女
「‥‥ン‥んぁ‥っ…」
レロ..
息苦しさからか…諦めたように舌の方からクロードの指に絡まりだした。
不器用なその動きに、クロードの頬が無意識にゆるむ。
「大丈夫…最後まで無理強いはしない」
「…っ…んー」
「──求めるのは貴女だ」
その言葉と同時に、クロードは彼女の額に不意にキスを落とすと、素早く指を引き抜いた。
「……っぷは…、ァ…」
クロードの顔がレベッカの視界から消える。
「そ…そっち は…//」
さらなる危機を感じて、レベッカは自由に動く足を激しく動かして抵抗する。
そんな彼女の足首をパシリと捕らえたのは、先ほどまで口内を犯していた彼の指だ。
ドレスの腰ひもはすでに解かれている。
ゆるんだそこから手を入れられて、中に履いた下着を剥ぎ取られてしまった。
「──//」
覆うものが無くなってしまい、森の澄んだ空気を恥ずかしい場所に直接感じる。
そして、男の視線も──
「いやぁ!いやです!クロード……っ」
レベッカの悲鳴が響いた。
「…見ないで!…お願い…ッ…見ないで」
布で結ばれた手を精一杯に伸ばして、レベッカはその場所を隠そうとした。
こんな森のなかで…男の前に自分の秘所をさらけ出すなんて。
耐えられない。
「見ては駄目です…!」
「何故です?これほど綺麗な色をしていながら」
クロードは容赦なく彼女の脚を左右に広げた。
そして、目の前の其処へ優しく舌を這わせる。
「──…っ、ア…ッ 」
ビクッ
「…ふあ‥っ‥ダメ、‥あ‥…」
彼女の身体が一瞬にしてこわばった。
挙げた悲鳴を追いかけるように、喉の奥から鼻にかかった声が出てきてしまう。
「‥‥ア……そん、な‥‥‥ぃゃぁ……//」
自分自身のそんな声に、何よりもレベッカが反応した。
しかし、そんなことも考えられなくなるほどの感覚が腹底からジンジンと込み上がる。まぎれもなくそれは快感だった。
レベッカはそれを信じたくない。
信じたくないけれど…
「…ふ‥ああ‥‥っ…アっ…アっ‥‥!」
クロードは、まだ濡れていない彼女のワレメに、上下にゆっくり舌を這わせた。