この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
二重生活
第14章 夢のあと
<終わったー!出てこれる?〕

〔うん。大丈夫>

<ポピー起きてる?桜見せてあげよう。一緒においで〕


……思わず、涙ぐみそうになった。

「ポピー……」

抱き寄せて、一緒にいこうねとほおずりをする。

彗君の思いやりが嬉しかった。
表面的なことだけではなく多面的に見て、考えてくれていることが嬉しかった。



マンションの前で待っていた彗君に、ポピーがちぎれんばかりに尻尾を振る。

抱き上げてほおずりする無邪気な姿が可愛くて、頬が緩んだ。

「ポピーすごく喜んでる。ありがとう」

「いや、俺も会いたかったし……。ね? ポピー」

「ふふ。すっかり仲良しね」

暖かい風が髪をさらう。
深呼吸をしたら、甘い香りが胸いっぱい入ってきた。

彗君を真ん中に、二人と一匹の夜桜散歩が始まった。
/206ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ