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あなたに抱かれたい
第12章 年末年始

「痛え~な!何すんだよ!」

「ダメでしょ!静まり返った図書館の自習室でラブホテルだなんて大きな声で言っちゃ!」

「だって、やけに姉ちゃんと行きたくなったんだもん…ラブホテル」

「ラブホ、ラブホってバカの一つ覚えみたいに言わないの!
わかったわ…連れていってあげるから気がすんだら勉強しなさいよ」

「マジっ?!」

正弥の目の色が変わった。
勉強する時もこれぐらい目の色を変えて取り組んでくれたら申し分ないんだけどな…
我が弟ながらスケベの権化のような正弥にガッカリした。

正弥にとって人生二度目のラブホは和室仕様しか空いていなかったが、生まれてこのかた和室というものを経験したことがないだけに正弥は喜んだ。
扉を開けて入った部屋は間接照明で薄暗く、シックな色調の落ち着いた部屋で和室仕様というからには、てっきり畳の上に布団が敷いてあると思いきや、実際は畳の上にロータイプのベッドが置かれていて、フローリングが畳だという以外は洋室とあまり変わらなかった。
それでも壁紙などが古風でシックなので、慣れない雰囲気に正弥は室内を物珍しくて室内をじっくりと見渡していた。

「和室ってのも案外と素敵なのね」

茉優が正弥の方に顔を向けると、彼はすぐに抱きしめてきた。
茉優が驚いている間に唇を奪われ、隙間から温かい舌が入り込んでくる。姉の茉優の口内へと入り込んだ舌は歯や口内を舐め、舌を絡めてくる。
互いの舌が重なり、茉優が「まだ早い!」と体を離そうとすると彼女の腰に回した手は蛇のように巻き付き離そうとしない。
その行為を続けていくうちに、じんじんと身体の奥が熱くなってゆく。

「待って、まずお風呂に行かないと」

「俺、そこまで我慢できそうもない」

大きなベッドへと押し倒されると、正弥は茉優のコートを開き、その下に着ていたセーターの上から乳房の膨らみに手を重ねてくる。
指がムニュムニュと動き、乳房へと食い込んでくると、甘い刺激に茉優をとろけさせた。

「んんっ!…」

たまらずに唇を重ねたまま、茉優は甘い吐息を漏らす。
目の前には、中学生とは思えない大人びた顔の正弥…
その呼吸は荒く、これからの激しい行為を予感させてくれた。
セーターを捲りあげて、薄いインナーシャツの上から硬い両手がしっかりと姉の両乳房を揉んできた。
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