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防音室で先輩に襲われて…
第12章 余韻

「もう少しでご飯よー」

「はーい」

 リビングから母親が彼女を呼んだ。

(そういえば、お母さんに怒られなかったな)

 机の上においている買ったばかりの下着を見た。光沢のある生地が袋から少しだけ覗いている。

 椎名の思惑はわからないけれど、このプレゼントのお礼はきちんと言わないと。

 乃ノ花はリビングに行く前にスマホを手に取り、椎名のトーク画面を開いた。

(最後あんな恥ずかしいことしたから連絡しにくいけど、買ってもらったお礼だけなら)

 たどたどしく文字をうっていく。

『買ってもらった下着、大事に使います。
 ありがとうございました』

 何度も打ち直して、やっと送信ボタンに指を乗せた瞬間──


 ピコン


 突然の通知音に、心臓が跳ね上がる。


「……っ、え? 誰?」


 送信画面を慌てて閉じると、届いたばかりのメッセージ。


「──…!上坂先輩だ……!」


 





 ──…







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