この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
防音室で先輩に襲われて…
第14章 変わっていく日常
「それ『星屑からのレコード』じゃん!」
窓際の席でノートをまとめていると、突然、背後から明るい声が降ってきた。
振り向くと、クラスメイトの女の子が目を乃ノ花のペンケースを指さしていた。
「ほんとだ」
「辻(ツジ)さんも好きだったんだ?」
隣りでは、もう二人、三人と輪ができ始めている。
いつもは用があるときしか話さない、クラスの中心にいるような子たちだ。
「しかもこれってアレじゃない?今やってるコラボカフェ限定デザイン」
「そ……そう、なの。そこで買ったよ」
「行ったんだ?いーなー!」
いつも輪の中心にいるような子が、にこにこと笑顔を向けてくる。
乃ノ花は一瞬、言葉に詰まった。
こんなふうに囲まれて話しかけられることなんて、今まで一度もなかったのだ。心臓がどきどきして返事もうまく出てこない。
「いつ行ったの?」
「どんな感じだった?」
「けっこう人いた?」
質問が次々と飛んでくる。乃ノ花は頰が熱くなるのを感じながら、小さく頷いた。
少し緊張するけれど素直に嬉しかった。

作品検索
しおりをはさむ
姉妹サイトリンク 開く


