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防音室で先輩に襲われて…
第15章 通知画面

「なぁ…───見なよ」

 脅すような低い声に導かれて顔をあげると、目の前にスマホの画面を差し出された。

「デートの日まで待たずにさ、今……上坂センパイに電話したらどうだい?」

「‥‥ぃゃ、なん、でっ‥‥電話‥‥//」

 画面にあるのは、まだ一度もかけたことがない上坂先輩への通話画面。

 もし彼が通話のボタンを押したら……!

 取り返そうと腕を伸ばすと、耳元の声が意地悪く問いかけた。

「それが嫌なら、代わりにっ…こっちのボタンを押そうか?」

「‥‥ッッ」

 そして彼が示したのは、まさかの、机の機材にある校内放送のボタンだった。

「選ばせてあげるよ」

「ぇら、ぶ‥‥?」

 それはあまりに大きな衝撃。

「憧れの先輩へ電話か、校内放送か──」

「そん、な」

「悪いけど今は冗談言う気になれない」

 乃ノ花の心が、激しく揺れる。

 玩具の振動が、体を震わせ、思考を乱す。

 上坂先輩に、こんな声を聞かれるなんて……耐えられない。

 でも、校内放送?みんなに、同級生に、先輩と後輩に、先生たちに聞かれる……!?

 学校中が、聞く

 自分の喘ぎ
 厭らしく濡れた音

 ……終わってしまう、すべてが



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