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防音室で先輩に襲われて…
第15章 通知画面

『どうした?さっきLINEした件か?』

「‥せ‥‥せん、ぱい‥!!」

『ん?』

 この一瞬だけは今の状況が頭から抜け落ちて、思わずスマホに呼びかけた。

 だがその声は快楽でとうに上擦っている。駄目。彼女は唇を噛んだ。

 しかし椎名がそれを許すはずもない。

「んんんっ‥‥♡」

 彼の手が濡れた下腹部を鷲掴み、異物を飲み込んでいる隘路を…外側からグリグリと押し潰した。

 振動が直に、腹の奥まで襲ってくる。

「‥‥ッッ‥♡‥ぅく、うう‥‥//」

 頭を下げて悶える乃ノ花。髪が乱れてさらされた首筋に椎名が噛み付いた。

『……?どうしたんだ?』

 電話の上坂の声が、心配そうに響く。

 乃ノ花は必死に声を抑えた。

 でも玩具の振動が強くなり、喉から甘い息が漏れる──それは、蜜が溢れるように。

「んんん‥‥っ、ゃ、はぁ、‥‥ぁ‥‥!」

『こっちの声聞こえてるか?電波…問題ないと思うけど…かけ直そうか?』

 上坂は見当違いなことを言って困惑している。電話をかけた側の乃ノ花が何も話さないのだから当然だった。

 椎名の指が玩具を押し込み回転させると、それが内部を掻き回し、ぬめる音が響く。

 どんどん追い込まれ、乃ノ花の息が乱れる──熱く、浅く。

 玩具の振動が奥を震わせ、甘い痺れが全身を駆け巡り──それは火花のように散った。

「‥ッッ‥うっ‥──んんんんんっ‥//」

 声を抑えようと唇を噛むが漏れ出る喘ぎは消せなかった。喉から溢れ、電話の向こう側に届く。

『……!?辻(ツジ)?大丈夫か?なんか変な声……』

 上坂先輩の声が、ますます心配そうに──

『おい何があったんだ?様子が……!』

「‥‥‥せんぱ‥ッッ‥ゃ、ダメ、切っ‥て‥‥♡」

『…なん、か…その声…!』

「ちがぅン‥です‥!‥ちがぁ‥‥う、んん‥‥」

 すぐに次の絶頂に押し上げられる。


(もう声がでちゃう、いや、いや、いや……!!)


「んんっ♡‥ぁ!‥んああああっ‥‥!!」


 ズルッ...


 甘い悲鳴と同時に、玩具が蜜口から引きずり出された。

 まだ震えているそれが、固い床に落ちて跳ね返る。




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