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Mの誘惑 -封じ込めた告白-  和田みさき著
第8章 落ちて行く私
 いつの間にか見物人がいる。ホ-ルで給仕をしていたボ-イ達だ。卑猥に輝いた私の身体を視線で舐めまわし、隅々まで視姦する。
 左右に分かれて、私の乳房を痛ぶり、乳首を捏ね回して来る。ペニスを握らせ、口に含ませる。
 ハアハアと息をしながらも、機械任せにせす、自ら腰を振る。オ-ガズムを得るのに時間は、掛からなかった。繰り返し頂点に登りつめる。
 セックスに飢えた女のように、自らマシンに貫かれ、喘ぎ声を上げる自分。恥ずかしさが、さらなる餌となる。
 
 部屋の壁に不自然につけられていたカ-テンがある。館の主人が、カ-テンを開けると窓が現れ、私に覗かせる。ドラマでよく見る取調べ室の隣りに造られた小部屋との仕切りのようだ。覗いてみると、顔の上に跨がり、腰を振る女が見える。下の男は、舌を突き出し、陰部から溢れる恥汁を必死で舐め取っている。勃起したペニスを、女がやらしい手つきで扱《しご》いている。夫と老人の秘書だ。
 もう嫉妬心も何も感じない。ただ私もして欲しいだけ。やらしい手つきで乳房を揉み上げ、硬くシコった乳首に歯形を立てて欲しい。陰部に指を入れ、クリトリスを摩《さす》って欲しい。亀頭をクレバスに当て、バックから貫いて欲しい。女尻を鷲掴みにして、子宮に届く勢いで腰を振って欲しい。ドロドロとした女を征服するための毒液のような精子を膣内に発射して欲しい。
 私は完全に、狂っていました。性に憑かれた奴隷のように。
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