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夫の上司に手籠めにされる若妻
第1章 凌辱
平日の昼下がり、駅前の喫茶店「ルーチェ」は、午後の日差しを浴びて静かにざわめいていた。桜井美幸(27歳)は、見覚えのある男の顔を見つけ、小さく息を吐いてからゆっくりと近づいた。
「すみません…お待たせしました…」
白の清楚なブラウスに落ち着いた色の膝丈のスカートという装いの美幸は、椅子を引く前に礼儀正しく挨拶をする。緊張が滲んだその声は、控えめでありながら品があった。
席に座っていたのは、夫・誠の上司である渡辺(51歳)だった。こんがりとゴルフ焼けした肌に、目元には笑っているのか値踏みしているのか判別のつかない独特の光を宿している。
誠とは正反対の、いかにも仕事ができると自負していそうなギラついた雰囲気を持つ中年男性。美幸は何度か顔を合わせたことはあるが、正直、あまり好ましく思っていないタイプの人物だった。
しかし、今日は夫の誠に関わる大切な話があると言われ、何かあったのではないかと胸がざわつき、居ても立っても居られずここへやってきたのだ。
「いやぁ、奥さん。こちらこそ急に呼び出して悪かったね」
渡辺は美幸を品定めするように、頭から足元までゆっくりと視線を動かした。その表情は一見紳士的だが、美幸にはその奥に潜む油断ならない好色さが透けて見える気がした。
「いえ、桜井がいつもお世話になっております。あの…主人のことで、大切な話というのは…」
美幸は椅子に座ると、不安と期待を混ぜた視線を向け、本題を促した。
渡辺は、コーヒーカップを置き、わざとらしく気難しい顔を作った。しかし、その声のトーンはどこか他人事のようだった。
「ああ…実はね、桜井君から聞いているかもしれないが、ウチの会社がリストラすることになってねぇ〜」
そして、間髪入れずに、核心を突く言葉を吐き出した。
「それで、桜井君もその対象になってねぇ」
渡辺は美幸の反応を楽しみながら、平然と続けた。美幸は、予想もしなかったその言葉に、顔色を一変させた。
「えっ!?リストラですか?」
驚愕のあまり、美幸は小さな悲鳴のような声を上げた。その顔からは血の気が引いている。夫の誠がどれほど懸命に働いているかを知っている美幸にとって、それは全く受け入れがたい事実だった。
「すみません…お待たせしました…」
白の清楚なブラウスに落ち着いた色の膝丈のスカートという装いの美幸は、椅子を引く前に礼儀正しく挨拶をする。緊張が滲んだその声は、控えめでありながら品があった。
席に座っていたのは、夫・誠の上司である渡辺(51歳)だった。こんがりとゴルフ焼けした肌に、目元には笑っているのか値踏みしているのか判別のつかない独特の光を宿している。
誠とは正反対の、いかにも仕事ができると自負していそうなギラついた雰囲気を持つ中年男性。美幸は何度か顔を合わせたことはあるが、正直、あまり好ましく思っていないタイプの人物だった。
しかし、今日は夫の誠に関わる大切な話があると言われ、何かあったのではないかと胸がざわつき、居ても立っても居られずここへやってきたのだ。
「いやぁ、奥さん。こちらこそ急に呼び出して悪かったね」
渡辺は美幸を品定めするように、頭から足元までゆっくりと視線を動かした。その表情は一見紳士的だが、美幸にはその奥に潜む油断ならない好色さが透けて見える気がした。
「いえ、桜井がいつもお世話になっております。あの…主人のことで、大切な話というのは…」
美幸は椅子に座ると、不安と期待を混ぜた視線を向け、本題を促した。
渡辺は、コーヒーカップを置き、わざとらしく気難しい顔を作った。しかし、その声のトーンはどこか他人事のようだった。
「ああ…実はね、桜井君から聞いているかもしれないが、ウチの会社がリストラすることになってねぇ〜」
そして、間髪入れずに、核心を突く言葉を吐き出した。
「それで、桜井君もその対象になってねぇ」
渡辺は美幸の反応を楽しみながら、平然と続けた。美幸は、予想もしなかったその言葉に、顔色を一変させた。
「えっ!?リストラですか?」
驚愕のあまり、美幸は小さな悲鳴のような声を上げた。その顔からは血の気が引いている。夫の誠がどれほど懸命に働いているかを知っている美幸にとって、それは全く受け入れがたい事実だった。

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