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MonsterRaper(仮)
第3章 怪獣ベヒモス
俺は荷物の選別をしようとすると―。
「ま、待って下さい」
アラクネに呼び止められた。
「何だ?」
「処女を捧げた人にはファーストキスもしてほしい…です」
彼女の朱に染まる顔を見ればブチュッとしてやりたいが…。
「そのキバは毒があんだろ?」
蜘蛛夜叉には細長いキバが2本あるのだ。
「咬まなければ大丈夫ですよ」
「ん~」
女の子に恥をかかせてはならない…。
「軽くなら、いいだろう」
俺は彼女を抱き寄せ、そっと蜘蛛少女の小さい唇に口を合わせた。
「ん…っ」
唇の先だけを重ねるつもりだったのにアラクネの柔らかい唇が触れると我慢ができなくなった…。
彼女の後頭部を掴んで唇を強く押し付け、舌を差し込んだ。
「ちゅぱっ、くちゅっ--」
結局ディープキスとなる…
ちゅぱん…っ
『?』
彼女から唇を強く離す…
「ごめんなさい…毒が染み出そうになって…」
「そうか…」
抱き寄せた彼女を解放した。
「洞窟に入るなら気をつけて下さい」
「大丈夫だ。ベヒーモスはいるんだろ?」
「ベヒモスはいますけど」
「わかった」
俺はリュックに弾薬を詰め、武器以外の殆どは入口に残置する準備を始めた。
「ま、待って下さい」
アラクネに呼び止められた。
「何だ?」
「処女を捧げた人にはファーストキスもしてほしい…です」
彼女の朱に染まる顔を見ればブチュッとしてやりたいが…。
「そのキバは毒があんだろ?」
蜘蛛夜叉には細長いキバが2本あるのだ。
「咬まなければ大丈夫ですよ」
「ん~」
女の子に恥をかかせてはならない…。
「軽くなら、いいだろう」
俺は彼女を抱き寄せ、そっと蜘蛛少女の小さい唇に口を合わせた。
「ん…っ」
唇の先だけを重ねるつもりだったのにアラクネの柔らかい唇が触れると我慢ができなくなった…。
彼女の後頭部を掴んで唇を強く押し付け、舌を差し込んだ。
「ちゅぱっ、くちゅっ--」
結局ディープキスとなる…
ちゅぱん…っ
『?』
彼女から唇を強く離す…
「ごめんなさい…毒が染み出そうになって…」
「そうか…」
抱き寄せた彼女を解放した。
「洞窟に入るなら気をつけて下さい」
「大丈夫だ。ベヒーモスはいるんだろ?」
「ベヒモスはいますけど」
「わかった」
俺はリュックに弾薬を詰め、武器以外の殆どは入口に残置する準備を始めた。