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第3章 怪獣ベヒモス

倒れてるベヒモスを横目に、とにかく走る。

「た、倒したの？」

「わからない…」





---ぶもぉぉぉーーッ！

想定内っ。

「石田さんっ」

「これを持って先に行けッ！」

マップを表示した状態でPDAを彼女に渡し、先に行かせた。

バイオ５は、一瞬で終わった。

ｸﾞﾚﾈｰﾄﾞを装填し、待ち構える。

「もう一回、ダウンしてもらうぜ」

ベヒモスの前足は太く短い爪がある。

２足歩行可能なﾓﾝｽﾀｰだ。

てき弾ｸﾞﾚﾈｰﾄﾞの発射体制に入る。

奴は走ってやって来た。

「ｹﾞｰﾑ、ｵｰﾊﾞｰ！」

--ボコンッ！－－－
　ﾋｭ
ル
ル

『それてる…やばい』

着弾前にライフルをベヒモスに向け発砲した。

ダダダダダダダダダダダーッ

どかんッ！！

むなしくも、てき弾が着弾する。

「ぶもぉぉぉぉ」

--接近される---

近づきデカい手を俺をぶん殴るべく振り回した。

後退りして、自爆覚悟でプラズを転がす。

－-‐ビシャンッ！-

閃光が周辺を包むが、人体には、さほど影響はない。

「くっ」

「ごぉぉぉぉ」


-！！-

『口が開いたッ』

俺は口の中に銃口を入れて引き金を引いた。

ダダダダダダダーーーガチンッ

「ぶもごぉぉぉぉーーーッ」

口の中が一気にスパークしパニックを起こした…。

その時目の前にベヒモスの掌が…!?

-ガンッ--
「ぐはッ」

間一髪、鉄帽でﾌﾞﾛｯｸできたが力任せに後ろへ吹っ飛びスリングごと銃が空を舞ってから地面を滑っていく。