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MonsterRaper(仮)
第4章 鳥獣ハーピー
集落に戻り、俺の為に用意された小屋に籠ってユーティリティーライフルの整備とサスペンダーと弾帯にマグポーチやアーマーシュナイダーを装着させる。

状況が継続する以上、自分で銃を分解し結合しなければならない。
装具も使いやすくアイテムが取り出せないと万が一の時が危ないのだ。

マガジンに弾丸を詰め込んでいると、ひとりの美女が小屋を訪ねてきた。

「あんたがヒーロー?ふふふ…聞いた通りの兵隊コスプレね…」

銀髪ロングの妖精を思わせるやや黒色のダークエルフだった。

「君がアーチャーか?」

銃の整備をし、アグラをかいたまま話しかけた。

「ええ、私は修行で各森を渡り歩く、この集落のエルフではないの」

ドワーフとエルフは仲が悪い?
ダークエルフとエルフは仲が悪い…?

やっぱり見聞を広めないと
旅をしないとわからないもんだな…

「俺は石田尚樹…プレデターと呼んでくれ」

握手をしたいが手が油まみれだ。
エルフと人間では文化が違う。

「プレデター…?『本当は迷彩のザクっぽいけど…』いい名前ね。私はワルキューレ=ノワール。ワルキューレと読んでね」

「ワルキューレね。イイ女だ」

「あはははっ。人間って面白いわ。みんなにそう言うんでしょ?」

「キミだけさ…」

彼女はクスリと笑い

「まだ未熟者だけど弓には自信があるわ」

なんだかんだで森に精通した戦士がいてくれれば心強い。

「見せてくれ」

デカい弓だった。
折り畳んで持ち歩くタイプで人間では考えられない。
アタッチメントの付け外しでショートボウやボウガンになるようだ。

「ハーピーは早い。俺が銃で弾幕を張るからソコを射抜いてくれ」

「承知した。ハーピーは殺すんでしょ?」

「俺が受けた依頼は撃退だ。追い払うだけ」

人間だけだ
復讐、報復するのは…

「反撃されればコッチが死ぬこともあるのに…」

彼女は物足りなさそうな表情で小屋を去った。

あのサソリやアルラウネが出現すれば、ソレに応じた特殊弾が必要だ。

しかし、エルフの集落で一緒に戦う仲間が、まさかのDエルフとはな…

【エルフ/Dエルフ】
エルフは光や善、ダークエルフは闇や悪と定義されている?
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