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MonsterRaper(仮)
第4章 鳥獣ハーピー
「甲殻で作られた防具か」

軽くて物理攻撃と攻撃魔法を弾く最強の素材だな。
イージスの盾ではないが、ストライクガンダムのアンチビームシールドみたいだな、赤だし

「指見せて」

ワルキューレが俺の手を取り傷口にアルラウネの落とした葉をあてがいギュッと握ってきた。

「麗らかなる水の精霊ウインディーネよж我が手に吐息を吹きかけж勇者の傷を癒せ…ヒール」

彼女の手からポワッと青白い光が俺の握られた手まで包むと痛みが消えてゆく…

「さっきのは…?」

彼女は俺の握った手を見たまま聞いてきた。

「防衛技術研究所が作った生物兵器…BCW(バイオクリーチャーウェポン)だ。モンスターを兵器にする研究もしているのさ」

「なんで自分たちで戦わないの?」
さっきのは仲間ってこと?

部外者はそう考える。
自衛隊(人間)はディフェンス、オフェンス用の兵隊が…生物兵器必要だ。

「…戦う者もいる」

生物兵器は認可されている。
防衛庁は戦争だけでなくモンスター討伐に試作型生物兵器を投入し、試験してくるかも知れない。
ハンターもストライカーもいずれバイオロイドやサイボーグ、モンスター遺伝子を取り込んだ人間が送り込まれるんだ。

事故も例あった…

「もう大丈夫だ。ありがとう」

傷口も消えて出血していたハズの血も消えている。

「ハイザックは結婚してるの?」

-!-
本来、外の女には彼女、嫁がいても「いない」と言うのが礼儀だ…

「…独身だ」
家にはエキドナがいるが…

「ふ~ん」

ワルキューレが一瞬ニヤっとした。

「やっぱり、人を殺したことあるわけ?」

「…人はない。目標は近い、行くぞ!」
女はお喋りだからな…

ハーピーを追った--…


--◇--

ワルキューレの放った炎の精霊魔法がハーピーの翼を一瞬、炎上させた。

「ちぃぃ厄介な相手だよっ。キミわッ」

ハーピーは憤怒し翼をはためかせ、辺りに風の刃を巻き起こす。
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