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MonsterRaper(仮)
第4章 鳥獣ハーピー
リュックを置いて弾帯を緩めようとした瞬間―

「きゃあああーーっ!!」

外から大勢の悲鳴と叫び声が聞こえる

「何だッ!?」

慌てて外に飛び出すと―

「ワルキューレぇッ!」

集落の真ん中をハーピーが低空飛行でホバリングしている
※浮く

鋭利な爪で、ガッチリとワルキューレを掴んだまま

「お前らエルフどもは皆殺しだーッ!」

ハーピーは翼を大きく強く羽ばたかせ、縦横無尽に風の刃が暴れまわり、人を傷つけ、建物を破壊しまくる

「貴様ぁ」

俺は拳銃を引き抜きハーピーに激発した。

ダンッダンッダンッ―…ガチンッ

ガチ…ッ
ガチ…ッ

ちいっ!
弾が尽きた。
ライフルを跳ね返す風は拳銃の弾を容易に吹き飛ばすと周囲にボルト弾をバラ蒔き、閃光させた。

「ちくしょうッ」

―!―
ヴァルキリーの手が赤く光り始める…

「炎はダメだ!火が広がってしまう」

ヴァルキリーはハッと気づき詠唱を止める。

小屋に戻ったトコロでユーティリティーライフルはヤツに通じない…
てき弾とプラズでは巻き添えがでる…

P220c
ナイフ
クリュサオル…

俺はクリュサオルを取り出し、光の剣で向かってくる風の刃を打ち消しながらハーピーに向かってゆく

「ワルキューレを離せ!」

「ちぃ兵隊野郎ッ」

クリュサオルをハーピーの脚に叩きつけ、ライトニングが火花のように弾け飛ぶとワルキューレは地面へと人形のように落ち、ハーピーも翼で身体を包むように背中から地面に落ちる。

「ぐぅ」

ハーピーが受け身をしない?

「ヴァルキリー!ワルキューレを」

風の刃が全て消えてる

「…はいっ」

ヴァルキリーがコッチに駆け寄って来る―

もう一度
クリュサオルを思いっきり叩き込ん-!?-―

『腹を守ってる!』

クリュサオルを上に振りかぶったまま、崩れ落ちたハーピーの前でフリーズしてしまう…

ヴァルキリーがグッタリしたワルキューレを回復魔法で介抱しているのが横目で確認できた

視線を戻すと―

「うわぁぁぁん」

ハーピーは泣き出した…
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