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関西弁のクズ男にグズグズに蕩かされて
第1章 ラブホで蕩かされて
ピン、と尖らせた乳首を燿くんが優しくカリカリする度に、お腹の奥が熱くなる。
「はぁ、はぁっ、ん、んあっ、あぁ」
「さくらちゃん、こっち向き?」
「ん?、ッ···!?んん、んっ、ぁっ」
燿くんの声に顔を上げた瞬間、私は燿くんの唇に口を塞がれた。
だらしなく空いた口の隙間からぬるりと燿くんの熱い舌が入って来て、口の中を犯された。
「はぁ、さくらちゃん···舌出して」
「んっ、ぁぁ···」
舌を絡めて、吸われて気がついた頃にはヨダレが口の端から零れていた。
「今度はこっち吸ったろな···んっ、ちゅっ、はぁ···」
「あっっ、んん···ぁっ」
前に移動した燿くんは、私を寝かせて私の乳首に吸い付いてきた。
ちゅ、ちゅっ、と吸われながらもう片方は指先で弄ばれて、私は呼吸を荒くした。
パチン。
不意に聞こえた音と、手首にはふわふわとした感確に頭上に視線をやれば、ピンク色のふわふわの手錠が手首に嵌められていて、ご丁寧にもベッドに繋げられていた。
「つーかまーえた。これで何をされても逃げられへんね?」
「えっ···?燿くん···?」
「止めて言うても、止めて上げへんから覚悟しや」

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