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The altar of a sacrifice
第4章 銀に輝く悪魔の儀式
「まだ上手に身体を動かせないんだね。可哀想に…」
公秋さんがまた俺の髪を撫でた。
俺がベリアル?
冗談じゃない。
もとの身体に戻せ!!
「うがぁぁあ…」
何を言おうにも言葉が紡げない。
「いいんだよ、無理して喋ろうとしなくていいんだ。そのうち慣れるから…」
言いながら公秋さんはドレスの背中のリボンを解き始めた。
…脱がす気だ。
嘘だろ。
きっと俺の顔は今真っ青になっているはずだ。
とんだ生贄だ。
妖しい儀式で女にされるなんて…。
背中の締めつけが無くなって、はらりと肩が露わになった。
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