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何処にでもいる悪女
第8章 黒い影
「ん…あなた…眠い…」


「何だ…寝てたか?」


「急に…何?」


「紗英が色っぽいからだよ。いいだろ?」


「え………」


「寝てていいから」

私はマグロ状態。
夫が愛撫を再開した。


私は仰向けのまま。
胸を弄られ舌を這わせる…

脚の間にも指を這わせ愛撫をうける。


不思議な事に濡れない…
身体は感じていると思うのに…愛の蜜があふれないのだ。



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