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何処にでもいる悪女
第4章 婚外恋愛
時計を見るとまだ5時を回ったばかりだった。
昨夜買ったワイン色の下着を身に付ける。
昨日までとは胸の張り出しが明らかに違う。
背筋を伸ばすと気持ち迄違う私になれそうに思えた。
今を楽しもう。
何よりも、今度逢うときには貴方の目に、魅力ある女性として映りたい…
そんなささやかな願いが私に優しさを運んでくれた。。
"孝一さんが好き"
夫意外の男性が心を支配する事さえも許されないというのだろうか…?
その思いが今の私の支えだとしても――