この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
何処にでもいる悪女
第4章 婚外恋愛
朝食の支度が終わり珈琲を煎れる頃夫が起きてきた。
「あなた、昨夜は遅かったのね!?」
「あぁ、上司の付き合いで三次会迄連れて行かれたよ。ちと…飲みすぎだな。
珈琲だけもらうよ」
ネクタイを締めながら私に視線を移すことなく椅子に座った。
「なぁ、今月から小遣い増やせないか?
付き合いの飲み会増えそうなんだよ!」
「今のお給料じゃギリギリだわ…」
「付き合いも出来ないと給料だって上がらないんだぞ!」
強気な話し方は決して譲らないと言う意思表示だ。
此方が折れるしかない…
「わかったわ…いくら増やせば良い?」
「一万五千円位だが」
「そんなに…ッ…!
――――
わかったわ何とかする…」
私のホンの少しの小遣いと食費を削れば――
昨夜買ったランジェリー代痛いな…
洋服代…結子に話して待ってて貰おう…
「あなた、昨夜は遅かったのね!?」
「あぁ、上司の付き合いで三次会迄連れて行かれたよ。ちと…飲みすぎだな。
珈琲だけもらうよ」
ネクタイを締めながら私に視線を移すことなく椅子に座った。
「なぁ、今月から小遣い増やせないか?
付き合いの飲み会増えそうなんだよ!」
「今のお給料じゃギリギリだわ…」
「付き合いも出来ないと給料だって上がらないんだぞ!」
強気な話し方は決して譲らないと言う意思表示だ。
此方が折れるしかない…
「わかったわ…いくら増やせば良い?」
「一万五千円位だが」
「そんなに…ッ…!
――――
わかったわ何とかする…」
私のホンの少しの小遣いと食費を削れば――
昨夜買ったランジェリー代痛いな…
洋服代…結子に話して待ってて貰おう…