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何処にでもいる悪女
第5章 背徳
課長の問い掛けにドキリとした。
まだ"彼"ではないが、恋はしている。
「いえ…私も若くはないのでせめて身だしなみ位は気をつけたいと思い直しただけです…」
「水島さんは、以前から若い社員には人気があったけど、最近は熟女の魅力がましたと私の同期の間でも話になってるよ。」
「そんな…夫がいるのに…」
意外な話だった。
それもその筈、男性の視線を意識したのは最近なのだから…
「僕も…、いや…今日は楽しかったよ」
「此方こそ」
バッグから財布を出すと…
「僕が誘ったんだから、いいから!」
「ご馳走さまです」
「このあと…もう帰りますか?」
まだ"彼"ではないが、恋はしている。
「いえ…私も若くはないのでせめて身だしなみ位は気をつけたいと思い直しただけです…」
「水島さんは、以前から若い社員には人気があったけど、最近は熟女の魅力がましたと私の同期の間でも話になってるよ。」
「そんな…夫がいるのに…」
意外な話だった。
それもその筈、男性の視線を意識したのは最近なのだから…
「僕も…、いや…今日は楽しかったよ」
「此方こそ」
バッグから財布を出すと…
「僕が誘ったんだから、いいから!」
「ご馳走さまです」
「このあと…もう帰りますか?」