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何処にでもいる悪女
第6章 再会
食欲を満たすと(笑)
飲み物を楽しみながら話始めた。
夫のリストラの事、セックスレスになった事、その後息子の大学入学――
「私の知ってる旦那…あ、利章さんて優しくて、責任感のある人だと思ったけど…
リストラでかなり傷付いたんだね。」
「退職金も余り出なかったし…
息子の一樹は大学は行かなくて良いからと言ってくれたんだけど…
夫がどうしても行けと。
教育ローンを申し込み…
」
また腹立たしさが沸き上がる。
「ん〜…両親からお金を借りた事は…傷付くわね。
紗英、頑張ったのね。
はい。これ!」
テーブルに封筒。
「何?これ」
封筒にはお金が入っていた…五万円。
飲み物を楽しみながら話始めた。
夫のリストラの事、セックスレスになった事、その後息子の大学入学――
「私の知ってる旦那…あ、利章さんて優しくて、責任感のある人だと思ったけど…
リストラでかなり傷付いたんだね。」
「退職金も余り出なかったし…
息子の一樹は大学は行かなくて良いからと言ってくれたんだけど…
夫がどうしても行けと。
教育ローンを申し込み…
」
また腹立たしさが沸き上がる。
「ん〜…両親からお金を借りた事は…傷付くわね。
紗英、頑張ったのね。
はい。これ!」
テーブルに封筒。
「何?これ」
封筒にはお金が入っていた…五万円。