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第6章 再会

｢結子…これ｣

｢私からのお・こ・ず・か・い！
貸すんじゃなくてあげるの。この前売り上げに貢献させちゃったし、私実家だし、元夫から養育費ももらってるし、店もそこそこ売り上げ有るから…

だから返さなくていいよ。
たまに自分の為に使いなよ！紗英には笑顔でいて欲しいの。｣


｢ゆ…結子…｣


｢ダメダメ！もう泣かないの。今日は私が泣かせるためにいるみたいだわ〜ｸｽｸｽｯ｣


｢だって…そうだもん…｣

私は溢れてくる涙を拭いながら笑った…


｢有り難う結子、ありがとう…｣


ありがとう…